ハウステンボスの東京進出に秘められた野望
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長崎ハウステンボス、ここには実は大変貴重な楽器があります。カリヨンと呼ばれる、教会の塔に設置されメロディを手動で演奏できる鐘は、オランダ・ベルギー地方がその発祥なのですが、オランダを主題にしたテーマパークであるハウステンボスには、日本に3つしかない、世界カリヨン協会が正式に認めるカリヨンの一つがあるのです。しかも屋内設置型の楽器で、世界的に見ても保存状態も非常に良く、すぐにでも演奏が可能な状態なのですが、現在はVRアトラクションの建物として流用され、貴重な本物の音色は封印されたままなのです。楽器としては「教会の鐘」と古式ゆかしい印象のあるカリヨンですが、諸外国では建造物の壁を利用したプロジェクションマッピングと生演奏を組み合わせるイベントなど、新しい楽しみ方が広まっています。せっかくの貴重な楽器が埋もれてしまっているのは大変もったいないと感じています。最先端のテクノロジーを駆使したテーマパークこそ、アナログとの融合を期待したいと願っています。
こちらは先日ハウステンボスを訪問した際の記事です→https://goo.gl/YZLvFa
注目のコメント
ハスウテンボスの文脈だと「攻めの一手」という感じだが、見方を変えると、先日JTBの苦戦が報じられたように、オンラインに押されてじり貧の店舗での旅行代理事業の軟着陸を図っている、という面もあるように感じます。東京からハウステンボス旅行の需要喚起をできれば、当然旅行も取れるので、利益率の高いSPAモデルの商品になりますし、HIS自体をテクノロジー先進企業としてブランディングすることは、他のテーマパークやホテルの勝ちもあげることに繋がるので(この施設が魅力的であれば)なかなか一粒で何味も美味しい打ち手だと感じます
長崎市が地元の私からすると、ハウステンボスはよくあの立地で頑張っているなと思います。長崎市からも、福岡市からもバスで1時間半ほどかかるので、気軽にいける場所ではありません。
それでも経営母体がHISに変わって、とても賑やかになりました。佐世保の大切な観光資源です。隣町の平戸に立ち寄って、海の幸や江戸時代の歴史を楽しむこともできますよ。ぜひ、お越しください。なるほどなぁ。
テーマパーク事業を、自分たちが持ってる土地に人を呼ぶ事業と考えるか、世界中の人に特別な体験を楽しんでもらう事業と考えるかで、事業展開の選択肢が変わる好例ですね。
本家のハウステンボスが苦戦し始めているのが背景にあるようですが、一度民事再生申請まで行ったことを考えたら立地条件による頭打ちは想定の範囲内である気はします。
このニュースを見て思いだしちゃうのは、やはりユニバーサルスタジオジャパンの沖縄進出計画。
USJとハウステンボスで競って日本の体験型エンタメを増やしてくれる未来を見たかったですねぇ。