五輪後にホテル・旅館廃業ラッシュ懸念、星野リゾートが救う!?
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注目のコメント
2013~16年にかけて見られた国際収支上の旅行収支改善ブームは円安の追い風も相当あったはずですから、この期間の「波」に乗ろうとした向きが過剰設備となって出てくる可能性はあるかもしれません。
インバウンドとてサービス「輸出」ですから、一時的な円安を所与としてテコ入れしてしまうと、当然苦しくなります。05~07年はそれが電機産業だったものが、今回はホテル・宿泊産業だったという整理になるのかもしれません。まだ色々検証が必要かとは思いますが。なるほどなぁ。これは結構深刻かも。
何だか日本の一部の政治家の方々とか、行政とかも、今は東京オリンピックを開催すれば、日本の問題が解決するかのようにオリンピックに向けた準備に全力を尽くしてる感じしますけど。
結局オリンピックのピーク需要がその後もそのまま継続するわけないわけで、ピークに合わせて増えたホテルのあおりは当然出ますよね。
ロンドン五輪みたいにオリンピック自体がその後の経済活動の活力になるというのが、理想像のはずなんですけど、結局学園祭的に一瞬の盛り上がりのために全力を尽くしたものの、あとはいろんなものが燃え尽きてしまうという流れになりそうで怖いです。
オリンピック自体はとても楽しみにしてるんですけどねぇ。この話題が記事になるタイミング自体がマスコミと宿泊業界の情報のおくれを物語っています。
耐震工事の問題は東北地震の後に公共事業を中心に法律で措置されたときに、宿泊業界は法律に疎く、施行されてから大騒ぎしたのです。温泉の排水規制が水質汚濁防止法の施行後大騒ぎしたこととあわせて、旅館経営者がいかに世間に疎いかを表しています。私は民泊論議の時に、宿泊者は古い耐震基準の旅館業法の施設より、新しい基準の民泊を支持するはずだと、何度もnewspicksでコメントしましたが、メディアはまったく鈍感でしたね。
今頃になってダイヤモンドが取り上げるのも、またその取り上げ方(星野云々)も、社会の公器としての役割は全く感じられませんね。