トヨタを震撼させたマツダの"弱者の戦略"
コメント
注目のコメント
良記事。
横軸で車種クラス別に部品共用化を図るプラットフォーム戦略ではなく、縦軸で全車種の「一括企画」と「フレキシブル生産(混流生産)」を可能とするコモンアーキテクチャ戦略。
小規模だからこそ、マツダが編み出したこの戦略は、実は1980年代にその源流があったということは初めて知った。必要は発明の母というが、フォードの指導により、日本の自動車メーカーとしてはいち早くブランド戦略をモノにし、一旦は復活を果たしたものの、当のフォードの金融危機後の苦境により、最大とも言える危機に陥ったマツダの再びの復活劇は、あらゆる点で多くのの企業の参考になるストーリーと思う。
次回の記事も期待。マツダの「混流生産」については、「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」の第235回から「マツダ 本社工場見学編」がおもしろいです。
V6エンジンも直4もディーゼルも、同じラインで作れる仕掛けが書かれてます。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090512/194452/?TOC=9
この記事に出てきた藤原専務については第242回からの「マツダ・藤原常務インタビュー」、とてもキャラがたったおもしろい人です。