【現場レポート】北朝鮮レストランに行ってみた

2017/3/18

各地にある北朝鮮レストラン

東南アジアには北朝鮮レストランがいくつかある。金正男殺害事件で話題になったマレーシアにはもちろん、カンボジア、ベトナム、インドネシア、タイなどでも存在が確認されている。本稿では、筆者が実際に訪問したことのある北朝鮮レストランの様子をお届けしたい。

店構え自体には特別な特徴は無いが、分かりやすいのは「ピョンヤン（平壌）」あるいは「コウリョウ（高麗）」という名前が使われる店が多いことだ。

インドネシアの首都ジャカルタにある北朝鮮レストラン「ピョンヤン」の外観

北朝鮮レストランは北朝鮮労働党の貴重な外貨収入であり、政権中枢に近い人物が関わり国営として営業している。

コメント

注目のコメント

• 川端 隆史

  ジョーシス株式会社 シニアエコノミスト

  ・2017年03月18日

  北朝鮮レストランは時折話題になり、実際に行ったことのあるかたもいると思います。ジャカルタの店舗を事例に、北朝鮮レストランの様子に迫りました。
• 海部 美知

  ENOTECH Consulting CEO

  ・2017年03月18日

  それにしても、たかがレストラン・チェーンで「国家の外貨を稼ぐ」というのはどういうカラクリなのでしょうか？やはりここにあるように盗聴やスパイの拠点ということでいいのか、それとも例えばもっとおおがかりな「裏のビジネス」をやっているのか？なんとなく、腑に落ちません。
• Nijie Kuboki

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2017年03月18日

  貴重な北朝鮮レストランの実情。写真が多いので様子がよくわかります。
  下記のような生々しい部分も。
  「北朝鮮レストランには盗聴器が隠されていることや、北朝鮮対外情報部員や大使館員が拠点の一つとして利用しているとも言われている。そのため、筆者はレストランでの会話は当たり障りのない会話や、いわゆる馬鹿話に終始している」