ビジネスモデルの破壊者AirbnbやUberも遠からず破壊される - 野口悠紀雄 新しい経済成長の経路を探る
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注目のコメント
野口先生のブロックチェーンに関する記事は、いつも最高にワクワクします。管理者のいない世界。アナーキー!
各国税務当局とグローバル企業のせめぎ合いを見るにつけ、国民国家と企業の相克を見る気分でいますが、技術の進展はその両者をさらに相対化するのかもしれません。まさにピーター・ティールの言う「ほとんどの人はグローバリゼーションが世界の未来を左右すると思っているけれど、実はテクノロジーの方がはるかに重要だ」の世界ですね。
私たちもブロックチェーンを活用して知財を守るBlockaiという会社に出資していますが、どう広がるか、非常に楽しみにしています。
https://jp.techcrunch.com/2016/08/18/20160817blockai-twitterどうも腑に落ちない。
ネットを検索したら生産者と直接つながれる世界になったのに私たちはスーパーに行く、オンラインモールに行く。そこには決済だけでは片付かない問題があるから。
UberやAirbnbを使うのは現時点で一番多くのサービス提供者がいるから。
野口先生のロジックによればメルカリもブロックチェーンで破壊されるはずだが、C2Cのビジネスでは考えにくい。C2Cではサービス提供者が簡単に参加できる(オンライン上でページを持てる)仕組みが必須。UberもAirbnbもメルカリもそこが上手いわけで、この点に関してはブロックチェーンとは関係しない。
生活者との直接取引にするとサービス提供者側にとって集客的な観点でシェアリングエコノミーに参加するメリットが無くなる。財務上のメリットはあるが、生活者と接点を作る時に、どう戦うのだろう。