フェイスブック、求人市場に参入 「メッセンジャー採用」促進
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注目のコメント
以前から噂されていたニュースですね。
人材サービスを提供している身からコメントさせて頂くと、記事にもありますが、ターゲットは小規模企業だと思います。
日本に関して言うと、小規模企業の中でもベンチャー企業のみだと思います。
日本の大手の企業がすぐに使うイメージはありません。
それは、大手企業は人材業者がカスタマイズしたオンリーユーの提案を沢山持ってきますし、FBのような比較的オープンなSNSを使うことが広報的にハードルが高いからです。
FBページを持つことを社内で承認とるだけでも一苦労です。
ベンチャー以外の日本の小規模企業は、ITリテラシーがそれほど高くないので、普及まで時間がかかると思います。
ですので、日本に上陸した場合は、顧客特性から言って、リクナビ、マイナビなどはそれほど競合しないと思います。一番競合するのは、Wantedlyではないでしょうか。元来の広告に、既に始めたコマース、TV(動画)、そして今回の仕事と、大きなヴァーチカルでデジタル完結するものは今後もどんどん経済圏に組み入れていくでしょう。金融、ヘルスケア、教育あたりもあり得るでしょう。
ただしいずれも過度な期待も(競合にとっては)恐怖も不要であり、専門プレイヤーと同等以上のUXを提供できるかと言えば、データの神様であるGoogleのショッピングやその他のヴァーチカル系サービスがイケているか、を見ればわかる通りだと思います。LinkedInを圧倒するユーザーベースを持ち、学位や居住地、職歴も登録する人も多い訳ですから、当然と言えば当然ですね。5年もしないうちに企業の規模を問わず、求人広告媒体の一つとして一般化するでしょう。