【図解】日本はどの立ち位置か。8つの指標で見る「文化のズレ」
NewsPicks編集部
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注目のコメント
ハイコンテクストで関係性ベースのコミュニケーションスタイル。
このある種の完成形がアメトーークに代表される芸人間でのパス回しトークです。
これが上手い人は日本では『コミュ力が高い』と評価される傾向がありますが、海外で評価される日本人はむしろコンテクストに依存しない人。悪く言うと日本社会では『空気読めない人』との評価に甘んじている場合も。
また日本では分かりやすいリズム芸やドリフのコントなどは子供向けとされ一段低い扱いを受けがち。
ただこれらはローコンテクストゆえに世界中どこでも通じやすい分、ピコ太郎のようなブレイクの可能性もあるのかもしれません。
世界比較で価値観を相対化しておくことは常にある程度はしておきたいですね。
ただ相対化しすぎると寄って立つ価値観が揺らぎアイデンティティクライシスになりそうですが(笑)。本日から『異文化理解力』の著者、エリン・メイヤー氏のインタビューを掲載します。各国の行動パターンを比較した「カルチャー・マップ」ですが、本書では8つの指標すべてで、30カ国の国々がどこに位置するのか説明されています。いずれも「あるある」と頷くものばかりです。
これはめちゃめちゃ面白い。国をひとまとめにすることは単純化し過ぎの面もあるが、国ごとに傾向があるのは紛れもない事実であり、それが定量化されているのはとても役に立つ。
NPでは、例えば先日もあった「飲み会は必要か」とかの議論を見ても、このグラフが表す「日本的なもの」が否定するコメントが人気を集める傾向にあるが、社会はこれで動いている実態を理解しないで主張しても「だからあいつらは駄目なんだ」と毒づくことはできても、現場では上手くいかないでしょうね。