トランプ大統領が日本の為替政策を批判
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ひどい言いがかり。日本の財務省は歴史的な円高(ドル=80円前後)だった2011年にこそ為替介入(約14兆円)を行なってますが、その後は5年以上にわたって何もしていません。
第2次安倍内閣以降のデフレ脱却を目指す金融緩和策が円安ドル高という結果になったことまでが批判の対象になるのなら、世界中の中央銀行が「America First」で行動しなくてはならないのか。そんな馬鹿なことはありません。
ついでに言うと、中国は昨年から人民元の流出(=人民元安/ドル高)を防ぐために躍起となっていて、中国の米国債保有残高も急速に減っており、むしら自国通貨高に誘導しようとしてますから、トランプ大統領の難癖は事実とは真逆です。
トランプ氏の発言後にドルは1円程度下落してますが、これだけでトヨタの年間利益は400億円以上もマイナス影響を受けることになります。 安倍首相と豊田社長の会談を目前にして、心理的な圧力にもなりそう。
為替トレーダーはこれでトランプ大統領のツイッターから目を離せなくなってしまいました。同情を禁じ得ません。トランプはとりあえずインコースというよりも最初にボールをぶつけに来るから、為替のレートも数字でいう可能性が高く、90円くらいの為替レートを言い出す可能性があるね。90円が妥当だと。90円の円高は日本にとってはデッドボール。
本来通貨の具体的な数字を大統領が言うべきなのかというような今までのべき論は通用しないというか無視してるから。
トランプのアメリカファーストの政策を実現させるとすべからくドル高になるはずで、その中の円高誘導は論理破綻なんだけど、90円くらいの数字を言われると投資家はビビってしまって、急激に円高に向かう可能性が高いね。
その時は短期的には、
小型>大型 内需>外需 サービス業>製造業
その時は中長期的にはドルを買うチャンスだし、米国株を買ってもいいかもしれない。アベノミクスとはつまるところ通貨切り下げ政策だと考えれば、そう言えなくもないとは思いますが、それを言い出したら、日本の財政、金融政策、経済全体を変えろということになります。できるわけがないでしょう。そして、日本経済と密接に関連している米経済までを否定することになります。もうこの人はファシストと呼ぶしかない。保護主義を志向し、権力で経済を自由にできると誤解したファシズムは、つまるところ戦争を選ぶしかなくなります。