【現場レポート】アマゾンが引き起こす、無人ロボットによる「物流革命」

2017/1/27

ベゾスの忠実な「家来」

それはまるで、アマゾン創業者ジェフ・ベゾスの指示に従って動き回る、忠実な「社員」のようだった──。

2017年1月中旬、NewsPicks編集部は、神奈川県川崎市にある真新しい物流センター「アマゾン川崎FC（フルフィルメントセンター）」に、足を踏み入れることを許された。

目的は、ただひとつ。アマゾンジャパンが日本で初めて導入したという、倉庫を自動的に走り回るという物流ロボット「アマゾン・ロボティクス（通称キヴァ）」を、この目で確かめるためだ。

コメント

注目のコメント

• 後藤 直義

  NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)

  ・2017年01月27日

  この光景の凄さは、実際に見てみないと、なかなか味わえないかもしれません。
  
  自走ロボットのKIVAが、日本ではじめて、高津にある物流センターで昨年から動き出しました。そこにムリを承知で、単独で現場取材をお願いした結果、入れてもらうことができました。
  
  まさにSF的な光景なのですが、アマゾンの社員さんからは「（先行する）米国とのタイムギャップは3年くらいあります」との説明がありました。。。。ひとつひとつ、人間の作業を、自動化するアマゾンの凄みを感じる取材でした。
  
  一方で、対抗機種のバトラーも、非常におもしろいマシン。アマゾンの対抗軸として、日本の物流がどのようなテクノロジーを駆使していくのかも、今後の大きな注目点になりそうです。
• 堀江 貴文

  Interstellar Technologies K.K. Founder

  ・2017年01月27日

  たぶんピッキングなどはAIの得意分野だろう。ある瞬間人間のスピードを超えると飛躍的に成長しそうな気がしている
• 占部 伸一郎

  コーポレイトディレクション Managing Director

  ・2017年01月27日

  直撃取材が素晴らしいですね。
  記事後半の、PFNも参加したというピッキングチャレンジは、以前テレビで紹介されていましたが、こういう取り組みこそアマゾンの強みだなあ、と感じました
  腕に覚えのあるロボット研究者は、その腕を競うために集まり、またアマゾンの目に留まれば一気に採用されたり、高値で売却できる可能性もありどんどん引き寄せる。アマゾン側も技術の獲得に繋がる可能性があり、獲得できなくても様々なヒントを得ることができますね