국가정보원 위에 ‘삼성정보원’
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注目のコメント
サムスンの情報力について書かれた韓国시사저널(時事ジャーナル)誌による良記事。題して「国家情報院の上に'サムスン情報院'」。
読んでいて思ったけど、サムスンの情報力はほとんどインテリジェンス機関のそれと言っても過言ではないレベルかと。政官財の多方面にアセット(協力者)がいて、得た情報は必ずクロスチェックで検証。それら情報は全てデータベース化される。情報部門(未来戦略室)は出世コースで警察大出身のスタッフもいるとか。
金日成や金正日の死の情報も国情院より早く掴んでいたといわれるぐらいの情報レベル。サムスンが情報を重視する姿勢は創業者の時代から受け継がれてきたものであり、他社とは決定的に違うところ。だから情報部門は出世コースであり、役員といえど会社にもたらす情報の質によって評価が左右されることもあると記事では触れられている。
ちなみにインテリジェンスをビジネスに応用したビジネスインテリジェンス(BI)という概念があり、日本でも該当本が出版されているけど(goo.gl/Ks6aQ3)、サムスンのそれはBIの一つの完成形といえるのかもしれない。
しかし、今回、その情報力によってチェスンシルの影響力を早期に見極め便宜などを計っていたことが事実だとすれば、(法令違反もさることながら)優れた情報力が仇となったことになる。結果にコミットしようとし過ぎると無理が生じるのかもしれない。
追記
>川端さん
ありがとうございます。たしかに韓国絡みだとバイアスが掛かりますね。良くも悪くも。より等身大の姿を知る上でなにか機能できれば幸いです。Lee Dal-Youngさんが韓国語記事からポイントを挙げてくれているコメントがありがたい。最近、日本語ではSamsungについてネガティブな記事、ないしはネガティブなバイアスのかかった記事ばかり。
過去のNPの特集記事で未来戦略室にちょっとだけ触れている。
『サムスン、想定内の「衰退」。次なる手は大型M&Aか』
https://newspicks.com/news/808270/body/
予測に対応するのも難しいなと思います。正確な予測が出来ているから、傷口が浅くて済んだ事もあるのでしょうね。
解体するという話もあるので、以前と同じレベルで情報を集めるのは難しくなるのでしょうか。弱体化するかもしれない。