【小宮山利恵子】いまこそ問われる「学びとは何か」

2016/12/24
アダプティブラーニング
昨年の「2016大予測」で「Edtechではオンライン学習の利用が多様化する」と書いたように、オンライン学習サービスはすでにUdacity、edX、Couseraや大学等が行うMoocs(Massive Open Online Courses)、「スタディサプリ」など、数多く存在している。
そのなかで、2017年はアダプティブラーニング(習熟度別学習)が取り入れられることにより、更にオンライン学習の深化があると筆者は考えている。
そもそも、アダプティブラーニングが求められる背景には、教育現場における大きな2つの課題が挙げられる。
第1に、生徒が直面している課題だ。
そこでは、①所得による教育環境格差(大学受験予備校には30%しか通っていない)、②地域による教育環境格差(都会・地方中核都市に民間教育サービスが集中。都会でも所得格差が顕在化)が挙げられる。