【堀部太一】生産性向上は待ったなし、飲食ビジネスの未来

2016/12/22
2016年を振り返る
安定期と言われる飲食市場においても、2016年は大きな変化のある1年でした。
その中でも大きな流れとして、下記3つが顕著に見られる1年でした。
① プチぜいたく市場の縮小
2014年~2015年はある種、好景気「感」もあり、飲食市場で狙っていたのは「プチぜいたく」の切り口でした。手の届く範囲でのごちそう食材や演出により客単価を高めつつ、いかに非日常感を演出して1回転あたりの効率性を高めるか?が各社の取り組みとして特徴的でした。
しかし、2016年に入りこの流れは鈍化していきます。
下記が2016年の各業態の売り上げ・客数・客単価の推移となります。