監視カメラをおもてなしに活用!常連客識別、マーケティングに
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注目のコメント
画像認識が価値を産む大きさは、おもてなし系もさることながら、記事中にもある生産現場等での人の動きの見える化を通した生産性アップだと思います。製造業だけでなく、サービス産業や農業などでの活用に期待大です。
ニューヨーク屈指の高級レストラン、ダニエルのお手洗いの前にはカメラが付いていて、お客が出てくるのをチェックしてウェイターが椅子を引きにやってくる仕組みになっていて、とても感心したことを思い出しました。
「定量的マーケティング・接客」と「おもてなし」は、異なると思う。プライバシーリスクはあるものの、前者のためにはこういった技術は役立つと思うし、コンビニの性別・年齢入力から、Tポイントに代表されるID-POSのように、そこをずっとやってきた歴史。購買だけじゃなく、手に取るとかどの棚の前の滞留時間が長いかを見れるという点で、購買導線・ストーリーの設計に使えるデータがより取れる(そのデータの前にやることがあり、データの渦に巻き込まれるだけ、というリスクも伴うが)。
一方で、おもてなしというのは、機械的ではない「ゆらぎ」があるものだと思う。リッツのサービスなどが有名ではあるが、臨機応変にやりとりのなかで察知し、決められていないからこそ考える・思いを馳せることが求められる。思いを馳せられたものだから、他にないサービスになるし、ストーリーがあり、それが感動につながる。機械的にできると捉えられるようになれば、本当にそういったサービスができる店員の方の価値は一層高まると思うし、それこそサービス業のプロとしての人間の生きる道とも思う。ただ、全員ができることではないから価値があるのであって、人は選ぶだろうが。