無名のユニクロに飛び込み、でっち奉公からスタート
2017/1/2
柳井さんのエキスを吸い込みたい
起業したくて旭硝子を辞めたものの、具体的な計画のなかった私は、当時まだ無名だったファーストリテイリングの柳井正社長に強烈な魅力を感じました。
柳井さんの言う通り、自分が商売について何もわかっていないということはわかった。
それならこの柳井さんという人のそばで、そのエキスを吸い込めば、自分がやりたい商売の方向性がわかるだろう。
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人によって考え方は異なると思うが、自分は現場経験はとても重要だと思う。何かを指示する中で「あんたは分からないでしょ」という壁を消す。
併せて「これは高付加価値の仕事だから」といった言葉も嫌い。何が高付加価値かを決めるということは、相対論として誰かの仕事を軽く見ているということ。もちろん例えば経営者の意思決定は、波及範囲が広く、経済的なインパクトは大きいだろう。ただ、それは立場・職責ゆえの違い。そこで意思決定をしたとしてもやってくれる人がいなければどうにもならない。他の人ができないことができるというのも良いことだが、そこに専念するためには他の方の支えが必要。
それぞれの持ち場・立場で頑張り互いに敬意を払う環境が、精神論・感情論であるが、自分は好き。
コンシューマービジネスの基本は、店舗であることがよく分かるエピソード。目に見えない顧客ニーズは、物言わないお客様の態度で察知する。特に、ユニクロは、店員からお客様へ話しかけることはしないし、まして、店舗で商品を進めることは絶対にない。この環境で、お客様動向を感知しなければならならないので、感度は高くなる。コンシューマービジネスは、戦略でなく感度の勝負だと思う。
本文と関係ないですが、若い頃より今の写真の方が、玉塚さん素敵に見えますね〜。
若い頃より、多くの素晴らしいビジネス経験や人との出会いを重ねてきた、何よりの証拠ですね!
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