知事会、大学の地方移転促進を 東京一極集中是正で
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その昔、スタンフォード大学は田舎の三流大学でした。卒業しても地元は農業地帯で就職先がなかったので、就職先の企業を作るべく、フレデリック・ターマン教授が卒業生に起業を促し、ヒューレット・パッカード社ができました。その後、ターマン教授は「スタンフォード・インダストリアル・パーク」を誘致して金儲けし、そのお金で優秀な教授陣を集め優秀な生徒に奨学金を出し、スタンフォードが現在の超一流校となるきっかけと、現在のシリコンバレーが成立するきっかけを作りました。
学校と産業はセットです。地方がマジメにやらず東京を抑制したら、日本全国がますます沈下してしまいそうです。地元に大学が無いから大都市に出てくるーそのまま就職ー都市人口の増加。確かにこうゆう考えもあるだろう。
しかし、地方で有力な就職口がない場合は、結局は同じ流れになると思う。
行き着くところ、地方再生は地域経済を活性化しないと、若者含めた人口定着には結びつかない。
最近は民間出身で有能な知事が結構いるので、箱物ではないソフトで頑張って欲しい。「地域活性化のために地方に予算を」と主張するのであれば理解できますが、地方が上手くいかないから都心部を抑制せよという発想が出てくることに驚きます。ゴルフじゃないんですから。個別最適に没頭するとこうした考え方になるものでしょうか。
こういう主張をするのが「熱意のある地方自治体」なんでしょうか。