ユニコーンから人材流出、堅実企業に魅力を感じる若者が続出
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注目のコメント
多くは語りませんが、私自身が割とこのパターンですね。ここに出て来る人たちの意識とかは結構理解出来ます(笑)
ただ、ここに書かれてないことを話すならば、堅実企業(エスタブリッシュメント)のデジタルトランスフォーメーションに携わるという仕事も難易度にしても成功した場合の社会経済的インパクトも大きいんですよね。つまり、その分、むしろ「ユニコーン」よりエキサイティングだったりします。
働く側の意識が変わったというだけでなく、いわゆる堅実企業(エスタブリッシュメント)が変わって来ている、という視点も忘れてはならないと思います。一攫千金を夢見るなら既にユニコーンになってしまっている企業に入るのはナンセンスなのでポイントがずれている記事。数年前と比べて転職希望者が続出しているのはユニコーンと言われる前に入った人がストックを一定取得して次のステップに進もうとしているだけで、堅実企業に入ったら入ったで安定収益を得つつ、自分のスタートアップとなるサイドプロジェクトに時間を費やしているのでしょう。健全な人の循環が起こっているだけだと思います。
米国で働く理系の人たちにとってどうしてお金が大事か、というと、日本と違ってPh. Dにまでなってないとそもそもまともな職場で働けない、という問題がある。営業ならMBA取ってないと管理職や幹部にはなれない。
これらの学位を取るのにそもそもかなりの投資をしているので、お金は手っ取り早く稼いでしまいたいという気持ちがあるのも頷ける。スタートアップで働くともらえるストックオプションを見込んでユニコーンと呼ばれる前から働いていれば、結構お金持ちになれる可能性はある。
友人にPayPalで働いていた人がいるが、一山当てたのか、今では全く働いていないが生活には全く困っていないようで日本とアメリカを往復しながら楽しそうに暮らしてる。
手堅く働くか、一山当てるか、意外と一山狙いたい人が多いのは結構面白いですよね。
ちなみにAppleでは普通の従業員向けにもストックオプション制度が導入されている。長く働く従業員向けではあるが。
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGM16H7D_W5A011C1EA1000/