ハロウィーンの市場規模拡大 バレンタインデーに匹敵か
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楽しそうなことを節操なく取り入れる日本人が、オレは大好き。もっとイスラムやユダヤのお祭りなんかも流行ってほしいね。そして外国人がそれを見たら、宗教戦争なんてバカバカしくて、やってられなくなるかも。
昨日は家族でハロウィンパーティに行って来ました。
この数年、コスプレフェスティバルとして急速に広まった感のあるハロウィンですが、バレンタインデーやクリスマスイブが、若者カップル層をターゲットに、人為的に仕掛けられ広まった、いわば商業的プロモーションだったのに対し、コスプレデーとしてのハロウィンは友人、グループを中心に自然発生的に広まったイベントであることが興味深いですね。
恐らく元々の伝統的な秋祭りと、日本独特のサプカルチャー好きが合体して出来上がった、いわば都会のネオ秋祭りなのだろうと思います。
1970年代〜90年代にかけての、メディアが煽った恋愛至上主義をバックに急速にマーケット規模を拡大したバレンタインデーですが、最早今の時代みんな一緒の恋愛イベントなど時代遅れ。
グループや友人達で楽しめるハロウィンの方がますます拡大していくことでしょうね。日本人は伝統的に仮装行列が好きなのだと思います。今日あたりはコンビニの棚にハロウィンにちなんで開発された商品(菓子類)が大量に余っている様子ですが、企業がこのブームに乗るならば、仮装イベントのスポンサーにでもなって、かつてのチンドン屋のように広告掲載でもした方が効果的なのではないでしょうか。
江戸時代には60年に一度の頻度で大規模な伊勢神宮への参詣ブーム(お蔭参り)が起こったそうです。最大400万人規模の民衆が大挙して伊勢神宮に押し寄せたことで、当時は景気対策だけでなく、抑圧されていた民衆のガス抜きにもなったとも言われてます。
自然災害、飢饉、身分制度などの憂さを晴らして、全てゼロベースに帰するようなイベントが自然発生してきたのがこの国の原風景です。
確証はありませんが、東京ディズニーリゾートやUSJが来場者数を伸ばし続けているのも、同じような「非日常」を求める人が後を絶たないからだと理解してます。
ただ、ハロウィンやテーマパークに救いを求める人が多いというのは、それだけ日常生活で鬱憤や停滞感を感じる人が多いのだという厭世的な見方もできなくはありません。
かくいうチワワも、昨日は近所の仮装行列イベントのホストファミリーとして、自宅をジャコランタン等で装飾して、子供たちにお菓子を配ってました。ご近所のこのイベントは口コミで年々参加者が増えていて、昨日は400人の子供がお菓子を受け取っていきました。
今年は例年よりもマリオに扮する子が多かったです。