(Bloomberg) -- 世界最大のコーヒー店チェーン、米スターバックスは2021年までに中国での店舗数を現在の倍以上に増やす。ハワード・シュルツ最高経営責任者(CEO)はいずれは中国が同社にとって米国より大きな市場となる可能性があると述べており、中国事業を強化する。

シアトルに本社を置くスターバックスの発表資料によれば、同社は5年以内に中国本土でのチェーンを5000店舗を広げる。現在は約2300店。またベリンダ・ウォン氏をスターバックス中国のCEOに充てる。同社は現在、売上高の約13%をアジア太平洋地域から得ている。

米国での店舗数は約1万2900店とまだ中国とは開きがあるが、7-9月(第3四半期)の既存店売上高は中国が7%増、米国が4%増だった。2000年に入社したウォン氏は中国での店舗倍増計画を統括する。

原題:Starbucks Plans to Double Number of Locations in China by 2021(抜粋)

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