フェイスブック、宅配注文機能など追加
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友達との緩い繋がりが魅力だったFacebookに、商業的な要素を取り入れることは、諸刃の剣なのですよね。
友達同士のコミュニティに、全くの異物が加わることになる訳で、出店企業の広告やリコメンドが溢れかえれば、当然嫌な人も出るでしょうし、逆に露出が少なければ、誰も使ってくれず出店企業にはメリットがなくなります。
又機能の増加でUIがゴチャゴチャしてくると、当然使い勝手も悪くなってユーザー離れを起こしかねません。
先のマーケットプレイスもそうですが、商業的に便利になることと、良質なコミュニティが両立できるかどうか、Facebookにとっては大きなチャレンジと言えそうです。「2018年までは、フェイスブック広告の天下」と私は断言するほど、いまは広告効果が高い。新規商品をローンチしたり、テスト販売をするうえで、他とは比較にならないほど使いやすい。費用対効果でみると、他デジタルメディアと比較し3分の1から5分の1程度で、反応が得られる。ただ「2018年以降は、どうなるだろうか」と不安になっていたものの、最近は、お役立ち機能を次々と追加することで、その後、新しいフェイスブックへ生まれ変わるための手を打ち始めている。
どんなに良質なコミュンケーションの場を用意したとしても、コミュンケーションだけだと、そのパターンになれたユーザーは、飽きてくる。だからフェイスブックは、その先を目指し、2017年度中は、さらに全方位でユーザーを取り込めるよう、膨大な生活必需サービスを発表していくににちがいない。過去にもフェイスブックはコマースに挑戦して今ひとつのままに終わったりと、試行錯誤が続いていますね。サービスの文脈上に違和感なくハマるかどうかが肝要で、トラフィックが集まるから機能追加すれば売りが立つというものではありません。ピザをデリバリーして欲しくて立ち上げるサービスではないわけですし。この点、先日導入されたマーケットプレースの方がまだサービスとの親和性は高そうに思えますが、どうでしょうね。
宅配機能であればフェイスブック本体よりもMessengerの方がより機能するように思います。