動画配信が起爆剤。放送と通信の境界線はなくなる
NewsPicks編集部
125Picks
コメント
注目のコメント
記事にもあるカラオケの日光堂の社長をしていたのが元マッキンゼーの加茂さん(現ローソン)。有線では副社長になり、今風に言えばアクハイヤー的な要素もあったようです。
この当時、宇野さんは30代後半、加茂さんも36歳とかで、現場叩き上げのおじさんが多い伝統企業で、30代の若いマネジメント、ビション型拡散型の宇野さんと、理詰め凝縮型の加茂さんという組み合わせ、そして二人ともかなりのハードワーカーと、凄いマネジメント陣だったんだな、と当時も思いましたが、改めて考えても凄いなあ、と思いますついにGyaoの登場ですね。いかんせん早すぎたと思います。ユーザーは来ても動画広告市場が未成熟すぎたのでスポンサーが少なすぎました。
でもGyaoのおかげでみんなネットで動画ってこういうものなんだ、という共通認識ができました。USENの主要なキャッシュカウ事業は有線放送のEBITDA 200億円。有利子負債は最大で1300億円程度(電柱正常化、投資資金のニーズで調達などで)。
このレバレッジの掛かった(例えばDebt / EBITDAで見て)ところに乗ってくるのが、大きな先行投資/先行費用を要する光ファイバー、動画配信、映画買付事業といったポートフォリオでした。マッキンゼー出身の当時のCFOにとり、この財務・事業ポートフォリオ運営はとても複雑だったと思います(今のCFOはIBJ → GS出身)