100年後も生き残ると思う日本企業は? 1位は3年連続であの企業
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一時期、「長く続く会社が多い国は、いい国だと思う」というコピーのCMが流れていました。生保のCMでしたが、それを見るたび、「そんなことないやろ」と心の中でつっこんでいました。
会社はもともと何か特定の目的を果たすためのビークル。長く続くことが重視されると、存続そのものが目的にすり替わってしまいますし、下手をすれば新しい事業の芽が花開く前に摘んでしまう阻害要因にもなりかねません。本来の役目を終えたらささっと解散するなり、或いは他社に売却するなりした方が、よほど世のためではないでしょうか。
人間は100年先も生きているわけでもないんだから、会社が100年後に生き残っていようといまいと、どうでもいいと思います。ちなみに100年前の1916年には、トヨタ自動車はおろか、前身の豊田自動織機さえ設立されていないのですね。
ベスト10で純粋に100年前から残っているのはキッコーマンだけ。
前身を含めてもサントリー(鳥居商店ー寿屋)の2社だけです。
(JR東日本、JR東海は戦前は会社じゃなくて純粋に国営(鉄道省)だったのでアウト。)
未来を予測するのがいかに難しいかよくわかりますね。会社はあくまでも世の中の特定の課題を解決するという事業の目的のために資本と人材を集めて行うプロジェクトでであり、100年続けることが目的ではないので、全くイメージがわかないですね。あと、『日本企業』というのがどういう意味で使われているのか気になります。日本の課題解決にフォーカスしたローカル企業ではなく、グローバル規模の課題を解決する企業でれば当然、資本はもとより、最適なチームを集めていけば社員も多国籍化が進んでいくので、近い将来には『もともとの発祥の一部が日本だった企業』くらいの意味しかなくなると思います。また、将来のホワイトカラーは一つの会社の中ではなく、もっとフレキシブルなプロジェクトベースで仕事をしていくようになるでしょうから、そもそもこの議論すら多くの人には関係の無いものになっているかもしれません。