【CEO独白】アップルの参入で、スポティファイは加速した(後編)
NewsPicks編集部
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2011年以降、音楽をはじめとして、すべての情報が爆発しはじめた過程でわかってきたことは、自己表現=富であるということだ。
こうして私たちが打ち込んでいる文字も、どれだけ「有料購読」につながるかはデータとして蓄積されており、一文字一文字が、お金を生んでいることになる。
そうした自己探求プロセスを加速させる側が、大きなビジネスを創っていく。
スポティファイの流れをさらに推し進めると、今度は、内なるアーティスト=富の源泉であり、彼らの富を預かり運用していく「金融機関」が生まれはじめる。
まだ正式にはスタートしていないけれど、その動きを推進しているのが、「ファイースト・アーティスト・バンク」という、元クレディスイスの欧州CEOが、アーティストのパートナーシップで立ち上げたベンチャー。http://fab.us/
いまは表現されたアウトプットを蓄積するプラットフォームが注目されているが、次には、FABのように、より根源的な周辺ビジネスが注目されるようになっていくと思う。インタビュアーの方がよく勉強されていて、聞きたいことをしっかり突っ込んで頂いているので大変密度の高いインタビューになっていますね。
アーティストからの反発、まだ赤字なこと、ソフトバンクの買収の話があったことなど、質問から知る内容も多かった。勉強になりましたスポティファイとアップルの数字競争は、ペナントレースみたいで、目が離せません。
お互い、数値を発表するタイミングも、色々狙っていそうで、そこも面白いですね。ただ、今年9月の突き離しには驚きました。