シャープ:有機EL供給へ向け米アップルと協議-関係者 (1)
コメント
注目のコメント
鴻海傘下に入った時点で資金の問題はなくなり、テリー・ゴウは勿論Apple向けビジネスは全て取るつもりでやるだろうから、技術がどれくらいのレベルかはさておき、そういう供給話が始まってるのは想像に難くない。
業界筋では三星とAppleとの17年モデルに向けた有機EL調達契約に関する会話はある程度、終わっていると予測されており、(②)、LGDは18年モデル以降の参入では、とも推測されている。(①)
①参考URL
https://newspicks.com/news/1808793/
②参考URL
https://newspicks.com/news/1706174/
追記
問題は客が有機ELを求めてるのが今の現状。特に液晶パネルの高画素化が飽和してしまった今、「何か変えなきゃ消費者に飽きられる」という焦燥感に苛まれる中国スマホメーカーとAppleは有機ELに走っていると思われるので…。液晶パネルでの巻き返しをするとなるとVR対応が一つの鍵だとは思ってます。800ー1200ppiクラスの高画素化は有機ELにはまだ実現出来ていないので。あとは液晶で有機ELにキャッチアップするには動画性能を向上させる必要はあるんでしょうね。LEDバックライト含めて。
日本が有機ELに一番最初にbetした。東北パイオニアではパッシブだが量産化も早かった。三洋電機も携帯電話に果敢に搭載していた。ソニーは世界初の有機ELテレビを発売した。
しかし、パッシブはフルカラーが難しかった。三洋電機は本体の経営がおかしくなって、事業を諦めた。ソニーも同様。その諦めた事業の技術者は韓国にわたり…(以下略)ソニーはもう放送機器向けしかやる気はないだろう。
ディスプレイは金がかかるし、機を読んですぐに動けないと取り組めない商売だなあ、とつくづく思う。試作ラインの稼働が2018年4-6月期という理解。有機ELのiPhoneは2017年投入と呼ばれているし、2018年4-6月期に試作では、歩留まり上げることなど含めて量産は2019年とかになってしまうのではないだろうか。
Samsungが先行し、また設備投資という観点ではトッキのキャパが一杯で、それが他社が量産を広げるためのボトルネックとなっている側面もある。そのなかではLGDが1兆円投資発表しているし、そこからシャープやJDIがタイミング・規模といった部分で勝ち残れるシナリオが、敵失以外では正直イメージできない。あとは、Appleが工場ごと買ったりか…でもそもそもそうなれば、他社に販売することはできなくなることとのセット。
そもそもAppleが一社依存を避けたいのであれば、有機ELにシフトするという部分に合理性がないんだよなぁ…そのリスクは避けたいが、有機EL採用するメリットが上回るという経営判断なのだろうが、一方でキャパ問題はiPhone採用されていない現時点でも既に見えていて、OPPOはハイエンドモデルで液晶モデルも投入した。
https://newspicks.com/news/1742141?ref=user_100438ホンハイはiPhone向けの有機EL供給を主目的としてシャープを買収したんだから、Appleに対してガツガツ営業攻勢をかかるでしょう。
むろん、買収前から水面下でかなり交渉は進めていたと思うけれども。
有機ELによってディスプレーが薄く、鮮やかな色彩を表現をできるようになるから、写真や動画などさらに美しくなっていいね。