Facebook、Amazon、Google、IBM、MicrosoftがAIで歴史的な提携を発表
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社内の社長ブログでも取り上げられ、大きなニュースとして注目されている。IBMの見解もニュースリリースとして出ている。
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/50668.wss<追記>マルチステークホルダーの現場では、国境を超え巨大化した企業と国の衝突があります。先週のThe Economistに、Superstar companyの特集がありましたが、これらの企業はロビーングも巧みです。
福井さんにもご参加いたただいた「AIネットワーク化検討会議」は、この秋から「AIネットワーク社会推進会議」となり、アウトプットは海外に発信されます。
矢野さんのご意見もぜひ伺いにいきます。<おわり>
記事中にもありますが、倫理基準などAIについての開発原則のニーズが高まっています。今年4月のG7情報通信大臣会合で、日本から提案され、6月のOECDデジタル会合で重要な議題となりました。OECDはマルチステークホルダーのやり方をとっていますので、この記事のような提携と連動していきます。
出口としては、国際的なガイドラインとなるでしょう。個々の研究機関や企業のAI開発は、ゆるやかにそれに準拠していくことになります。
この流れが出来たのは、関係者の努力の賜物ですが、よいタイミングで重要な会議を主催できた運も大きいと思います。
OECDではAIのプロジェクト組成の準備が進んでいます。日本はメンバーを出せるよい位置にいます。アカデミアや企業から、国際的なマルチステークホルダー検討会で戦える人材に参加していただけるよう、コンタクトを開始しています。よろしくお願いします。インパクトのある連携ですが、IoTでも連盟や技術標準が乱立していて技術や産業そのものの促進には必ずしも繋がっていないように、当面は倫理基準や「ルールを決めるためのルール決め」などについての意見交換にとどまるでしょう。
AppleとIntelが入っていない事は気になりますが、それ以上に世界で最もデータを有する中国テンセント・アリババ・バイドゥとも連携をしない限りは、本来の実効性は限定的にならざるを得ないでしょう。