メタップス、LINEなどのチャット上で買い物ができる「SPIKE チャットペイ」を開始
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ユーザーエクスペリエンス(UX)の観点からは現時点での機能ならば、メッセンジャーでe-commerceを提供する意義はないのは既に何人かが指摘するとおりだ。本稿でも事業者メリットは語られるのみで、ユーザーメリットに関する言及はない。
すなわち、⑴販売チャネル増、⑵オペレーション業務効率化、⑶プロモーションチャネル増というということだが、これらは既存のサービス(LINEビジネスコネクトや、Buyボタン付きfacebook広告)で十分可能だ。
しかしメッセンジャーのボットエージェントが洗練され、音声入力もスムーズになれば、状況は一変する可能性がある。
今までネットショッピングで、何か買わなければならないけど、何を買えば良いか途方にくれた経験がある人はいないだろうか?
試しにGoogleで「妻」と入力すると「妻 プレゼント」とサジェストが出てくるが(「夫」と入力すると「夫 死んでほしい」とサジェストされるのと対照的だw)、多くの人が検索で何をプレゼントすべきか逡巡しているのが分かる。とりあえず何かあるだろうとAmazonや楽天などへ行っても、そこでも途方に暮れるだけだ。
検索エンジンというのは使い慣れた人には便利な代物だが、案外使いこなせる人は少ない。そのとき、「妻の誕生日なんだけど、何が良いかな?三万円くらいで考えているんだけど。」とボットエージェントでメッセンジャーで語りかければ、対話を通じて様々な提案をしてくれるようになれば、どうだろうか?
デパートやプラチナカードのコンシェルジェのようなサービスエージェントがe-commerceで体験出来るとなれば、それは大きなパラダイム変化が期待できる。ただし、そのレベルの至るまでの人工知能が洗練されるにはしばらく時間が掛かろう。ECサイトのチャットは流行っていますね。
ただあくまでも補助的な役割で、先日人工知能関連の勉強会でこれに類似したサービスのデモ・今後の展望などに関してディスカッションをしましたが、開発者サイドも明確にまだ「発展途上の段階」だということを言っていました。
決裁の意思決定の場面で、チャットボットが出てくるのはまだ早いかな~~、というのは本音です。