【現地レポート】香港が変わった日
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香港は去年と今年に遊びと乗り継ぎで2回滞在しただけで深いことは勉強中ですが、メインランド側の変化に大きく揺れる都市だなという印象を強く受けました。香港は、そうした中国の動きに敏感に反応する合わせ鏡のような性質があるのではないでしょうか。そうした観点から、本記事を読むといろいろと気づく点があります。
香港から陸路でシンセンに移動し、現地をみてまわったのは本当に勉強になる旅でした。中国はあちこちまわってみないと分からない。巷の中国に関する言説が外から勝手なイメージで(特にネガティブ寄りで)語られていることを痛感しました。
香港も含め中国にいかずして、中国は語れない。当面はメインランドを色々回りたいと考えています。
単純に旅行先として香港とシンセンは、食べ物がおいしく、なんといってもデジタルガジェット好きにはたまらない街でオススメです。中国がまだ貧しかった頃、この香港を通じて外国資本を呼び込み、証券市場を中心に発展し、アジアの金融センターと呼ばれるまでに成長しました。しかしながら、中国が急成長する中で、今や上海に金融センター的な役割を期待するようになるなど、香港の役割が小さくなってきて、今や中国の一地方都市に変わりつつあります。
香港から来られた方が「大学を出て就職しても、一生掛かっても家すら買えないようになってしまった」と嘆いていましたが、持ち家信仰のある香港の地元の方々が買えないくらい中国本土からの投資マネーが流入し、不動産が高騰していると。
東京ですら高い不動産を100とすると、香港は235とのこと(日本不動産研究所調べ)。
本土から人が来て、物価も不動産もどんどん上がっていく。辛いですよね。留学中、中国人の女の子に
「日本は嫌いだけど、今の中国政府はもっと嫌い」と言われたことがあります。相手は中国人でしたが、香港の親である中国政府がどれだけ影響しているのかは容易に想像がつきます、、
いわゆる「ちゃんとした教育」を受けている人たちは、問題のありかと理由をしっかり理解している。そうでない大多数が目立ってしまうだけなのだ、と思った一言でした。