グーグルが相乗りサービス参入、ウーバーに対抗
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Uberはライドシェアから自動車運転車に、Alphabetはその逆にと相互に浸食拡大していき、Alphabet幹部が「両社には重複した部分があることを考慮して、先ごろウーバーの取締役を辞任した」と宣言してコンフリクトも解いたうえでの公式発表という流れ。
自動運転車は技術とデータ量の双方を抑える企業が最終的には強い、データを最も持つのはオペレーションの「面」を抑えてるUberや中国がDidiである、ゆえにAppleもAlphabetもこぞって両者に投資してきた。
ここに来て自動運転車技術の進展やその競合激化も踏まえ、Alphabet自らがオペレーション側にも自ら進出していた格好。
AlphabetはTensor Flowベースのコアプロセッサーチップを含む自動運転車関連の技術を最も蓄積した企業の一つ。今回の動きでオペレーション面やそれによる運行データも抑える事に成功すれば、当該分野で圧倒的なポジションを確立する事になるでしよう。米国ではグーグルマップで行き先調べて、各ウーバーサービスの価格が表示されて選択するという動きがデファクトになっているから、グーグルの自社サービスが優先表示されるのならウーバーへの影響相当大きそう。
出た、ウーバーにとっては最悪の新規参入者。GoogleはECやSNSは苦手だけど、インフラサービスは得意領域な印象だし、google mapという資産や自動運転の先行などのアドバンテージもある。
別記事にもあった通り、Uberの1000億円以上の赤字の大半は、新規ユーザー獲得コストではなく、運転手に対する補助金。
そんな中、Lyftを打ち負かし、独占にもって行けると考えた矢先での新規参入者は…まだまだ相乗りサービスは一波乱ありそうですね。