全日空 エンジン不具合で国内線毎日10便程度欠航へ
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エンジンのどの部分にどのような問題を抱えているかは、現段階ではこの記事が最も詳しいです。
http://www.aviationwire.jp/archives/98012
エンジンの圧縮機の部分の問題で、ほとんど同じような問題を777のP&Wのエンジンでも経験しています。このときもタービンブレードの検査間隔を短くし、最終的には改良した新しいタービンブレードを装備しなおすことで問題の決着をみました。
またこれは全日空に限った問題ではなく、787でRR製トレント1000を装備しているブリティッシュ航空やニュージーランド航空、LCCのスクートなど多くの航空会社にも影響する可能性があります。
すべての飛行機が飛べなくなるわけではありませんが、対策を施したり検査間隔を短くしたりするために全日空のように欠航が出る可能性はあると考えられます。
787はもうひとつのエンジンにGEnxというものがありますが、こちらも巡航中にエンジンのファンブレードに着氷してしまう問題でケチがついています。これはソフトウェアの改良で解決される見通しですが、残るトレント1000にもケチがついたというのはなんともタイミングが悪いですね。<追記>Takuさん、有難う御座います!全日空だけなのか、というのが気になる点。あと、国内線で毎日10便程度停止だが、羽田⇔福岡・広島・大阪の便。ほかの機材もあって「間引いて運転」しても大丈夫なんだろう。そして、ほかの路線(国際線含めて)に影響が出ないようにする、と。<追記終>
<追記2>ANA独自の問題なのか、そうでないのかは、まだ分析中の印象。エンジンサプライヤーのRollsと連絡を取り合っているステージの模様。なお、JALの787はGEのエンジンを使用している。
http://reut.rs/2bIe9j6
<追記2終>
会社開示は下記。開示読んでも、具体的にどういったエンジン不具合なのかは分からない。他社が止めるわけではなく、あと国内線だけという点で、何らか定期整備の時に間違った手順だったとか、手順漏れがあったとかだろうか?
https://www.ana.co.jp/apps/info/info20160825192059734.pdf
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