【3分読解・関谷英里子】シリコンバレー流、機械翻訳に勝つ英語学習法

2016/8/13
アル・ゴア米元副大統領やダライ・ラマ14世、マーク・ザッカーバーグら一流講演家の同時通訳者として著名な関谷英里子氏。シリコンバレー在住で、機械翻訳関連のスタートアップで働いた経験もある関谷氏は、同地に住む非ネイティブの技術者は、あっという間に英語力を上げていくと指摘する。それは、なぜか。反対に我々日本人は、なぜ挫折を繰り返しがちなのか。そこには、ちょっとした意識の違いがあった。いざ、シリコンバレー流の英語学習法に挑戦してみよう。  

英語を学ぶほうが近道

技術が代替出来ることは、機械に変わってもらい、人間は人間らしいクリエイティブやインタラクション(交流)に重きをおく──。
私が働くシリコンバレーは、そんな風に「テクノロジーは人間の生活を良くする」と思っている人が多いです。
だから、誰しもがテクノロジーはウェルカム。同時通訳者の私も、日本人がツールに向かって日本語でしゃべれば、勝手に英訳してくれる技術は歓迎ですし、数年以内に出来る可能性はあると思います。