【3分読解】スポティファイはなぜ世界一を獲れたのか(前編)
・ 【スクープ】音楽配信の王者「スポティファイ」、ついに日本上陸
・ 赤字の8000億円企業スポティファイは、IPOで勝ち残れるのか
榎本幹朗氏 寄稿(3回)
・前編: 【3分読解】スポティファイはなぜ世界一を獲れたのか
・中編: スポティファイ上陸、足止め4年「真の理由」
・後編: iTunes、スポティファイ……、歴史が証明する「成功の秘訣」
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日本到来のスポティファイについて、音楽配信の専門家の榎本幹朗氏に解説してもらいました。
無料と有料の「フリーミアム」の魅力や、なぜ日本でなかなかサービス開始ができなかったのか、など、興味深い点を詳しく書いて頂いています!
※後編は、明後日の掲載になります。
Spotify躍進の理由がとてもわかりやすくまとまっている。2008年にSpotifyが誕生した時と、2016年現在の日本とでは、音楽事情を取り巻く環境は違えど、「無料」で聞けるというのは大きい。それにしても有料会員比率30%はもはや異常値ですね。音楽は習慣性が強く、アクティブ率が高いサービスだからこそ、利便性へのニーズがより強いのでしょうね。
日本におけるフリーミアム戦略は、無料で聞けるのは毎月10〜20時間まで、という時間制限型を採用するらしい。音楽を聴く習慣のある日本人は平均して1日1時間〜1時間半音楽を聴いているらしいので、絶妙な時間設定と言えそう。
他のサービスにはないフリーミアム型だからこそ、「最後発」でもシェアを一気に伸ばせる可能性があるかもしれない。他方、Spotifyがフリーミアムモデルを採用して成功しているのに、Apple MusicやLINE MUSIC、AWAがそうしなかった、できなかった理由が知りたい。そのあたりのヒントが次回の記事に詰まっていそう。
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