ハーバードで考える「日米エリート比較」と「エリートの未来」
2016/8/3
エリートという言葉には、人によって、国によって異なるニュアンスがある。エリートの意味は、日米でどう違うのか。真のエリートに求められる条件とは何か。日本で今後、どのようなエリートが必要となるのか。東大首席、財務省、弁護士という「日本型エリート」の象徴とも言える著者が、ハーバード・ロースクールでの留学経験を基に、日米エリート比較と日本型エリートの未来を綴る。
エリートとリーダーは違う
日本とアメリカでの違いを感じるのは、エリートとリーダーの区別です。
アメリカの場合、エリートとリーダーは明確に違うものとして認識される一方、日本の場合は、エリートとリーダーは明確には区別されてこなかったように思います。
アメリカは端的に言うと、「エリート嫌いのリーダー好き」です。
プレミアム会員限定の記事です。
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。


学生の方はこちら
法人プランはこちら
この連載について
世界中でエリートに対する大衆、中間層の反逆が始まっている。なぜエリートへの信頼がこれほど揺らいでいるのか。中間層は何に怒っているのか。今後、世界と日本は、エリートと中間層の対立が深刻化するのか。そして、今後求められるエリートとはどんな存在なのか。先進国社会の未来を探る。
この連載の記事一覧

【東浩紀×西田亮介】「民主主義=資本主義」の未来
NewsPicks編集部 500Picks

第3のガラガラポン革命で、究極の大衆社会がやってくる
NewsPicks編集部 297Picks

スライドストーリーで見る「格差と下克上の日本史」
NewsPicks編集部 417Picks

日本のピケティが警告する「日本の世襲格差」
NewsPicks編集部 403Picks

21世紀の対立軸は「コスモポリタニズムvs.ナショナリズム」
NewsPicks編集部 220Picks

スライドストーリーで見る、「世界と日本の格差」
NewsPicks編集部 617Picks
エリートvs.中間層。新たな闘争が始まった
NewsPicks編集部 1169Picks