大人のための「競争」に違和感。個々の長所を生かせ

2016/7/24

順位に一喜一憂する大人たち

小学生の頃、運動会で徒競走などをやるたびに、子ども心に疑問を感じていた時期があります。
足の速い子どもが1位になると、それを見て大喜びする親がいる一方で、駆けっこが苦手でみじめな思いをしている子どもがいる。
2位や3位はほとんど注目されることはなく、途中で転んでしまい、それでも頑張ってなんとかゴールした子どもは褒められる。
こうした光景を見て、なぜ大人たちは一喜一憂しているのだろう、そんな違和感を持っていました。
それは、大人たちのために競争させられているようで、僕にとって不自然なものでした。