3人の首相を退陣に追い込んで、気づいたこと

2016/7/19

批判だけでなく代案を出す

私はいままで3人の首相を退陣に追い込んでいる。いずれも「朝まで生テレビ!」などの報道がきっかけとなった。
1991年に起きた湾岸戦争当時、首相だったのが海部俊樹である。
彼はなんでも言うことを聞くので、自民党の最大派閥・経世会が首相に担いだという人物だ。
私は海部という人物が憎いわけではなかったが、操り人形のような首相が再選されるのはとんでもないと思い、「こんな傀儡が首相に再選されるのは阻止しなければいけない」と、加藤紘一、小泉純一郎、山崎拓の3人に進言した。
加藤ら3人は「サンデープロジェクト」に出演して、「海部首相は操り人形だ」「再選は断固拒否する」と発言。この放送がきっかけとなり、宮沢派、三塚派、渡辺派が反海部内閣の姿勢を打ち出し、海部首相は退陣を余儀なくされたのである。
次に辞任に追い込んだのは宮澤喜一だ。