【川邊健太郎】Yahoo! JAPAN経営陣を歴史の人物にたとえてみたら
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お読みいただきありがとうございます。
本日の歴史とリーダーシップでは、作家・伊東潤氏の小説の書き方が明かされます。そして、その方法にはビジネスに通じるものがあると川邊氏が応じます。
とりわけ、「歴史小説」という書き方それ自体に、ビジネスの考え方に通じるところがあるのでしょうね。ビジネスを経験していた伊東氏だからこそ、私たちにとっても有意義かつ納得できる教訓を語れるのだなと感じました。
ぜひ、ご一読ください。今回のポイントは、
「人生にチャンスは幾度もあるわけではない」
「物事を構造的に捉える」
「固定観念を取り払う」
といったところでしょうか。
難しいのは「物事を構造的に捉える」ですね。
補足すると、今と違って戦国時代は情報が断片的に入ってきて、それが正しいかどうか分からないわけです。
それでも、いくつもの情報を真説(間違いない情報)、正説(確度の高い情報)、惑説(敵が流している偽の情報)、雑説(単なる噂話)などに分類して吟味すると、全体像が見えてくるのです。
それによって軍事行動を起こすから、見込み違いが起きにくい。
後北条氏は四代氏政の頃になると、ひじょうに保守的になっていくのですが、書状で「それは本当なのか」的な情報の確認が極めて増えていきます。
おそらくそれらの情報を吟味して、物事を構造的に捉え、行動に移していたのでしょうね。小澤さんの高杉晋作は中身はともかく、外から見ると本当にそう見えます。何かやってくれそうな雰囲気ありますよね。
そう考えると黒田官兵衛役はだれなんだろう。ひょっとして川邊さん自身かもしれないです。