ネスレの「脱おかし」戦略。次なる主戦場はヘルスケア
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注目のコメント
このネスレの特集は下記の点ですごく面白いですね。こういうのはもっと記事として提供され、読みたいものの一つです。
1)砂糖に対するビジネスへの影響
砂糖へのマイナスイメージから、ビジネスがシュリンクしているのが知らなかった事実。「タバコ会社の二の舞になる」という着眼点が凄いと感じます。
2)医薬品と菓子との融合
食べて治す、食べ物を薬とみなす、こういう発想からビジネスの変革を起こそうとしているのは着眼点が素晴らしい。確かに巨額の新薬の研究開発費を考えると、確かに頷けるところもある。食=医薬、という発想の転換が面白いですね。こういう発想の転換はどのビジネスパーソンでも応用できそうなこと。アフリカのような途上の消費市場でさえ、チョコレートといっしょにサプリメントが売れる。ひとりの消費者が両方を同時に欲求しているのだから、当然といえば当然ですね。
麦芽飲料のミロなんかもニュートリションに入るのかな?アフリカでは粉乳や朝食用フレーク、子ども向け栄養飲料などを売っています。ネスレはいろんな原材料を粉にして固めて売る企業というイメージめちゃめちゃ面白い。砂糖が与える健康影響から、タバコ会社化しかねないという危機感からヘルスケアへの展開、しかも薬を植物由来で美味しくという突拍子もない方向で、超一流研究者に研究資金を用意する
世界最大の食品会社としての社会的使命を意識しているように感じます
朝から今やっているプロジェクトにヒントをもらえた、よい記事でした