この連載について
「フィンテック」「ヘルステック」「エドテック」など、今、テクノロジーの力を使って規制産業を変え、新たなビジネスチャンスを生み出す動きが活発化している。各業界の規制が既得権をもたらし、それゆえ国際競争に遅れをとっているとも言われるなか、果たしてテクノロジーは業界の未来を変えるのか。新興プレーヤーやそれを迎え撃つエスタブリッシュ企業、規制に精通する学識者への取材を通じて、規制産業の行く先を考える。
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この連載の記事一覧
「まだ実力が発揮されていない」電子カルテの眠れる力とは
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ヘルステックの挑戦を下支えする「医療人材ビジネス」
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医師会幹部「営利目的の遺伝子検査は全面的に禁止すべき」
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ヤフーにDeNA。遺伝子検査ビジネスの壁をどう超えるか
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「社員の健康が最大の経営資源」BtoBに広がる予防ビジネス
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【大室正志】メンタル対策は技術革新でどう変わる?
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人工知能診断は医師にとって悪夢か福音か
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「泣きたくなるほど儲からない」遠隔診療、普及のカギは
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産業ロボット大手が挑む「ポスト・ダビンチ手術」
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「ヘルステック」は医療業界に風穴を開けるか
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今回誤算だったのはパチンコに例えた部分。
確変(確率変動)という言葉を使った流れで、パチンコの確変機で最も有名な「海物語」の例を出しましたが、なんのこっちゃ??という方もちらほら。そうだ忘れてました、これ有料記事でした(笑)。多分読者層はパチンコに縁のない方が多いのですね。
自分がパチンコに行くわけではないですが、
私の肌感覚だと「海物語」なんて一般名詞位のイメージのつもりでした(笑)。すいません。
次はもう少し「意識の高い例え」ができるよう頑張ります。
時間感覚(記事ではすべて間隔となってるのは敢えて?)の違いについては、VCや出資者の皆さんはすべからくこの記事を読むべきと思いました。
「全員のハンコがもらいやすい」というのはまさにそうでしょうし、「IT×ヘルスになっても、ヘルス業界であって、IT業界になるわけではない」というのは、これを各業界に置き換えて味わうべきですね。金融とか、自動車とか。
バイオベンチャーブームに思うところがある医師が、ヘルステックを考察するという切り口は今までになく、ヘルステックの構造と問題をわかりやすくまとめられているところが秀逸です!
以下文章が鍵ですね。
『ここから先は「予防医療」という「言うは易し、行うは地味な分野」をいかに長くに続けられるか。そういった「愚直」な企業に期待したいと思います。』
(もちろん個々のプレイヤー達は自分だけはと百発百中を真剣に狙っているわけですが) その過程で出資者もトータルで国債のリターン以上は稼ぐことできる蓋然性は高いでしょう。ベンチャー投資の本質は、起業家なり研究者なり「個人の才能」に金を張り皆で儲ける社会的な仕組みということ。
記事でも時間軸の話がある。時間軸を耐えるためには資金が必要で、だからこそ確率が低い「多産多死」の領域はベンチャーに任せ、一定確率が上がったところから大企業が時間・資金でバックアップするという体制は、もっと考えてもよいと思う。