「選択肢の多い方へ」大企業・東京ガスに就職

2016/4/27

リクルートには入社せず

もともとゼミで経済分析を行っていた僕にとって、就職情報誌の編集部で学生アンケートの結果を分析する作業は、得意中の得意分野です。
社風的にも居心地が良く、僕はその後、就職するまで1年半ほどリクルートでのアルバイトを続けることになります。
これは後に、同社における学生アルバイト最長不倒記録だと言われました。
それというのも、リクルートにおいてアルバイトは青田買いの意味合いが強く、たいていの学生は内定すると営業部隊に異動させられるか、社員として不採用と見なされれば、いつの間にか消えていってしまうのがパターンだったからです。
今思い返しても非常に元気な社風でしたが、まだまだリクルートは現在に比べると小さな会社でした。
自分のやりたいことが明確に定まらないうちは、できるだけ選択肢の多い大きな企業に進みたいと思っていた僕は、「入社の意思はありません」と早々に明言していました。