[マクレーン(米バージニア州) 17日 ロイター] - 日米欧の自動車メーカー20社は、2022年をめどに米国で販売するほぼすべての車両に自動緊急ブレーキを標準装備する方針で合意した。米道路交通安全局(NHTSA)が17日発表した。

今回の取り決めに参加するのはトヨタ自動車や日産自動車

、ホンダの日本勢ほか、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、フォルクスワーゲン(VW)、ダイムラーなど。これら自動車大手の米販売台数は全体の99%超を占める。

乗用車については2022年9月1日、トラックについて2025年9月1日以降、自動車緊急ブレーキが標準装備となる。

取り決めは自動車メーカーの自主的なコミットメントによるもので、法的拘束力がないことから、一部では法的に義務付けるべきとの声が上がっている。また、法的に義務付けられれば、自動緊急ブレーキの装備は計画より2年早く達成できるとNHTSAは試算している。