18年度めどにビッグデータ活用した新消費統計作成=政府関係者
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注目のコメント
これは素晴らしい取り組みなのですが、ぜひ文部科学省と連携して頂きたい。
1)国内の研究機関に所属している研究者が関わる研究に対して、
2)無償又は科研費の枠組みを応用するなど手に届く価格で、
3)余計な加工をしていない生データであり、
4)ソフトウェアで解析してその結果を自由に公表できるような、
統計情報を整備してください。
1)がミソで、これがあると、日本の社会科学の国際ランキングにはプラスの効果があります。北欧とかがもうやっているはず。シンガポールも検討中。日本ほど統計が整備され、それが信頼できる国も珍しいのですが、エクセルで統計表だけ公開されても、使えない。。。結果として、手入力するとか、無駄なところに研究者の時間が使われている。前例としては、POSデータを活用した一橋大学消費者購買指数や東大物価指数などの物価データが世に出ています。
これらは日次ベースで消費現場の実売価格が追えるので、かなりの優れもの。
ただし、消費支出額の統計については、いろいろ問題が指摘される家計調査がいまだに主流です。
その意味でかなり期待したいところだが、記事にあるようなクレジットカード会社や旅行会社のデータだと、(それらをフル活用しても)支出項目別の大きな趨勢しか捕捉できず、消費支出全体の動きは分からないでしょうね。
キャッシュカード、クレジットカード、ポイントカードが一体型カードが普及すれば、かなり包括的なデータが取れるかもしれない。
有力なのはWAON、Tカード、楽天カードあたりでしょうか。うぉー、RESASに引き続き!
RESASは、一般の人が眺めてるだけでも楽しいので、期待大!!
https://resas.go.jp/#/13/13101