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組織に絶対の正解はありません。タテとヨコではメリットデメリットがあり、常に振り子のように繰り返すモノ。時々のその会社が置かれた状況や課題にあわせ、どれがまだましかの固有解を探るのが王道です。一方で何となく変えた感を出しやすいのでややもすると単なる組織いじりになりがち。組織改革プロジェクトでは、事業戦略からの要請をしっかり踏まえ「なぜいまその組織であらねばならないのか」「それは組織以外では達成できないのか」を徹底的に議論します。そこが不十分だと、「何のためにやってるんだっけ?」と必ず戻ります
ここで上がっている機能別、市場(商品、顧客)別が大きな軸ですが、一般的には機能別は機能の専門家となるのでノウハウが蓄積する、規模が効かせやすいという一方で、市場にあわせて機動的に動きにくいというデメリットがあるものでその天秤でみて、効率性よりも顧客最適を選んだということなんでしょう会社はある程度大きくなると、どこもこの判断を迫られる。大きいままで効率とスケールメリットを取るか?分裂してスピードと社員の意欲を取るか?
どっちがいいのかなあ〜?おらもいまだに分からん!
ちなみにウチは分社化しても、財務、法務、広報、事業分析などは別会社を立て、なるべく一本化してる。いま、ジュネーブモーターショーのプレスデーに来ている。
マツダのスタンドでWi-Fiを使っているが、すぐ目の前がトヨタのブース。
新型クロスオーバー「C-HR」が見える。
カンパニー制も結構だが、トヨタの社員ひとりひとりが、いま自動車産業に起こっている大潮流を、肌感覚で捉え、「生き延びるためにどうすればよいか」を自問自答するべき。
組織を効率的に管理しても、企業の推進力を維持する(または再生する)とは言えない。
クルマビジネスの真っただ中で、つくづくそう思う。
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