ひどすぎる中古車業界を変えたい。世界初「車買取専門店」を設立
コメント
注目のコメント
普段PLでモノを見てる人(コンサルタントを含む)には、資産回転率を学ぶ格好のケースです。この手の商売では仕入れ資金が一番の制約。基本は今ある在庫を売らない限り次のものを仕入れることはできない。ならば、100円で仕入れたものを150円で売って粗利33%を狙って販売に3ヶ月かかるより、110円で売って粗利10%弱でも2週間で売って買ってを繰り返した方が年間の利益額は大きくなります
中古車は、メーカー×年式×色まで考えるとバリエーションは極めて多く、その店の商圏で仕入れたものをほしいお客が同じ商圏にいる確率は低く、ダメならオークションに出して玉の交換をしますが、仕入れるにしてもたまたま客が欲しがるものを仕入れられるとは限らず、在庫期間は長くなります
で、あればオークションが開かれる頻度(2週間くらい)で確実に売れるのであれば、回転を重視した、というのがこのモデルです
【追記】
また、胡散臭い業界を、きれいな店舗と身だしなみ、全国規模でのCMと看板で勝ったという例では、レンタル屋のTSUTAYAとか、古本屋のブックオフとか、パチンコのマルハンとかがぱっと思い付きます。どれも、店内の照明を明るくする、というあたりのこだわりで共通しますね【第10話】中古車業界があまりにひどすぎることを知った羽鳥兼市さん。「この業界を変えなくちゃダメだなと思いました。業界を変えることができるのは、よそから来た人です」。
ハイアールアジアCEOの伊藤嘉明さんが自らの著書の中で
『過去の常識が通用しなくなり、大きなイノベーションが求められる局面では、業界の常識にとらわれない「よそ者」の発送が求められる。』
と仰ってましたが、まさに今日の記事の内容のそのものでした。羽鳥さん、本当に発想が凄いですね。