電電公社を退職。第二電電(DDI)設立で発生した逆風とエール
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注目のコメント
【第11話】新しい通信会社をつくる決意をした千本倖生さん。逆風が吹き荒れます。「僕の退職を良く思わない人も大勢いました。まして、単なる退職ではなく、わざわざライバル会社をつくると公言して去ろうとしているのです」。
2008年に発売された千本さんの「挑戦する経営」はお勧めです。起業家としてのスケールの大きさに圧倒されます。ちなみに本によると、第二電電の名付け親はソニーの盛田さん。凄いネーミングですよね。
http://www.amazon.co.jp/dp/4766784375/ここには書かれてないですが、千本氏は電電公社時代に郵政省や永田町対応の部署にいてそこで培った政官のネットワークで電電公社民営化、通信自由化の機運を感じ取ってた上で、
社内のパルチザン活動→社外のパトロン獲得(稲盛さん)→真藤総裁への直談判というプロセスを経てます。
電電公社という大企業を知り尽くした上で、留学時代に芽生えたアントレプレナーシップを実現するため極めて全うな手続きを踏んでます。
大企業でスピンナウトを考えている人はご参考に。。。