日産、「ノート」にEV。電池は初の外部調達
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電池がパナ製というのはポイント。LEAFに関してはNECとの合弁であるオートモーティブエナジーサプライ(日産と日立のつながりが強い中で、NECとの合弁というのもポイント)。一つの会社に寄せるほうが設計的にもコスト的にもメリットがある中で、パナにしたというのは、今後パナを拡大させる可能性があるということ?2014年半ばには、EV用バッテリー縮小検討という報道があり(①)、そのまえからRenaultはLG Chemと電池提携関係にあり、日産もLG Chemの電池採用検討という報道があった(②)
①https://newspicks.com/news/619447?ref=user_100438
②https://newspicks.com/news/619714?ref=user_100438LEAFに乗っていて、EV大好きです。
そもそも充電器はパナソニック製が目立っていたので、電池がパナソニック製になるというのも納得いきやすい。
ちなみに都内で乗っていて、たまに館山(千葉)、伊東(静岡)、波崎(茨木)あたりに行くことがあるが電欠で困ったことはほとんどない。まったくないといってもいいかもしれない。供給地が整備されていないという感覚は、実際乗ってみるとほとんどない。
マクドナルドの店舗数よりはEVが充電出来る場所のほうが多いといえばなんとなく伝わるだろうか。Katoさんのコメントが詳しい。
EV開発陣のスタンスは元々、バッテリーに関しては内製も使うが、良いものがあるのであれば外部も使うというところで、電池事業は中にいながらも1サプライヤーとして苦労しなければならない厳しい体制と聞いている。パナからいいオファーがあったのだろう。確かに設計とコスト的に寄せたほうがメリットあるは理解しているが、EVの電池はそのメリットが少し小さく、また複数調達のほうがメリットありそうな予感。あと気になるのはリーフとの差別化ポイント。
イメージ的にはリーフの半分ぐらいの価格レンジを狙って、航続距離も半分、しかしレンジエクステンダーで安心、ぐらいが開発目標点だろうか。
リーフがこのまま航続距離が伸びていくと、実は初期からの電気自動車ユーザーにとっては航続距離を持て余してしまう。そのセグメントに向けてより低価格の商品群をぶつけに来たというところなのだろうか。
パナはハイブリッド向けに供給しており、だんだん容量が大きくなってきたハイブリッド向けの供給とのシナジーがあり、またテスラとの協業がいまいちで、テスラもLさんと浮気気味なので、ここはもう一本主軸が欲しかったのかなと妄想。
ただ、この妄想の確証を取ろうと簡単に調べたが、日刊工業以外のソースが出てこない。なので私としては妄想はしつつ、続報待ちです。