【中田英寿】今、18歳でサッカー選手になった頃と同じ気持ちで
コメント
注目のコメント
中田英寿さんのインタビュ―記事、後編になります。
たぶんきっと、「中田英寿にはサッカー界で貢献をしてほしい」というサッカーファンは少なくないと思います。
中田さんの影響力や功績、また能力を考えると、そういう思いもとてもよくわかります。
ただ、中田さんのこの3回に渡るインタビューを経て、改めて彼の人生は彼のものだ、ということを感じさせられました。
誰の期待に応えるでもなく、自分の気持ちに忠実に生きる様が中田英寿の人生である、と。
サッカー選手として世界の大舞台で活躍をした中田さんが、自分が楽しいと思える新たなフィールドでサッカーを目指したときと同じ気持ちで世界を目 指すという言葉に、中田さんならではの重みを感じます。
日本、また世界へ日本の文化を発信するアイコンとして更に活躍する姿が、とても楽しみです。本人は本気でやろうと思ってるのかもですが、やはり紙面から彼の「内なる動機」がよくわからなかったので、やっぱり金持ちな元サッカー選手の道楽なのかな、と感じてしまう。要約すれば「海外いったら日本を知らないことに気づいて、人好きなので日本酒広めてます」ってな感じ。なぜそれをやらないといけないのか、なぜ「それ」を彼がやる必要があるのか、本当はもっとあるのかもしれませんね。もちろん、本当に金持ちなんだろうし道楽する権利はありますし、それが少しでもプラスになれば素晴らしいと思います
そして、逆に改めて思ったのはやっぱり本田ってすごいんだなあ、ということですね。イイこと言う、中田氏!
でも、楽しい人生というのは簡単じゃない。同じ字を使うが「楽しい=楽(らく)」ではない。
楽しむ前には苦労をしなくてはいけないし、たくさん楽しむためには、それだけ人より努力をしなければいけない。自分をどれだけ厳しい環境に置いていけるか、どれだけチャレンジできるかが“楽しい”人生を送るための一番大切なことだと思います。
でも、そういうふうにチャレンジするのって簡単じゃないでしょ。だからこそ、「好き」でないといけない。
好きなことをやり続けることが幸せにつながると僕は思う。だから、頑張ってそれを見つけることが大事なんじゃないかな。