資産形成は、放っておくに限る
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興味本位でやっている個別銘柄への投資は別ですが、基本はETFを買ってまさに本稿でも触れられているように「あとは放っておく」というスタンスで、お金とは付き合うように心がけています。見てしまうから気になる。日常生活に関わるので為替はチェックしますが、日経平均は見てもいません。
普通の生活を送っている人には、相場の上げ下げよりも時間を割くべき、マインドシェアを割くべき大切なことがいくらでもあるんじゃないでしょうか。もちろん、職業や趣味で市場に向き合ってらっしゃる方はまた別ですが。
文脈が少し異なりますが、経営者としても日々の株価の上げ下げにいちいち一喜一憂せず、組織そのもの、事業そのものをどうやって良くしていくかだけに集中すべきだと思います。もちろん長期的に会社の時価総額を向上していくことは重要ですが、ダニエル・デフォーも言うように、「(短期的な)株の価格はその本来の価値には少しも関係しないし、また実際の会社の経営内容にも少しも関係しない」のですから。学生には、銘柄分散、時間分散、相場に一喜一憂せず、と教えてます。
買うときは、毎月定額積み立て(いわゆるダラー平均法)、売るときは期間を分けながらの一定単位(例えば株数しばり)売却が個人の運用には適していると思います。タイミングを悩んでも当たらないですから。下記は同意するのだが、「いつ、どういうポジションで放っておくか」は重要。月次・四半期の数字に追われるわけではないので、皆が「世界の終りだ」と叫んでいるときに分散したポジションを持って放置しておく。逆に、皆が「株の時代だ」と叫んでいるときには、ポジションを減らして放置しておく。それを逆に、「みんなが株の時代と言っているのだから、ちょっとした損は気にしない」となるのは、塩漬けが出来るパターン。
大きく変化するところをちゃんとしたポジションで臨めるように、放っておく。
『資産形成に時間を使ってしまって、本来の自分の仕事がおろそかになるのは、本末転倒だと思います。』