“居たいだけ居てほしい”なんと、イチローの再契約は「終身雇用」だった!球団からのリスペクトが半端ではない
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アメリカ人の、本当に見込んだものに対するジェネラスさ=気前の良さ、温情が現れているようです。ただ、球団の成績不振により経営陣やオーナーが変わると、アメリカ人のシビアさゆえ、リストラされるかも知れないか気になります。しかし、イチローならそうなる間に3000本安打も、最多安打更新も成し遂げるでしょう。
注目のコメント
年末にはよく、戦力外通告を受けたプロ野球選手のドキュメンタリーを見ています。
毎回、話の内容はほぼ同じで、華々しいプロ野球の舞台に飛び込んだ選手がケガや不調で戦力外通告を受け、トライアウトに挑み、見事合格した選手は新天地で再起を図り、残念ながら合格できなかった選手は一般企業や国外の球団で第二の人生を歩み始めといったものです。
編集意図の色濃い偉大なマンネリ劇ですが、それでも毎度見てしまうのは、厳しい勝負の世界に生きる選手達の凄まじい生き様に胸が震えるのと共に、テレビの中の選手の姿に自分を重ねて見てしまうからなのでしょう。どんな職であれ、自分の腕で食っていくということはプロの選手と同じ生き方を選ぶということです。番組を通してそのことを毎年末に再確認しています。
いわゆる日本企業の終身雇用と異なる点は、イチローが実力でこの「終身雇用」を勝ち取ったという点でしょう。実力次第で単年評価される世界においてこうした評価を受けたところが凄い点であって、既得権益としての「終身雇用」とはワケが違います。
一方で、ずるずる現役を引き伸ばせばそれなりの年俸を得ることができたであろうにも関わらず、それを潔しとせずにスパッと引退した阪神の赤星選手はかっこいいと思います。そしてまた、野茂投手のようにボロボロになって燃え尽きる姿も美しいと感じてしまいます。すごい話。それでも、活躍できなくなってから居座ることを潔しとせず、「一線で活躍できる状態ではなくなった」ということで自ら身を引く美学を持っていそうなのもイチローですね