プレステVRを体験して感じた可能性と課題
2015/11/20
読者に伝えたい3つのポイント
・VRは確実に新しいゲーム体験を提供する
・VRにより、ゲーム業界と映画業界の距離が縮む
・安売りせず、UXで勝負するのが普及のカギ
確実に新しいゲーム体験
本稿では、従来とは趣向を変えて、ユーザー目線とアナリスト目線を融合させた視点から「PlayStation VR(PS VR)の可能性」を分析してみたい。
ソニー・コンピューターエンターテイメント(SCE)ワールドワイド・スタジオプレジデントの吉田修平氏(プレステのキーマンが語る「VRはプレステ史上最大の『大ネタ』」)と同社エグゼクティブ・バイス・プレジデントの伊藤雅康氏にインタビュー後、SCEの社員さんが同様に体験している中、初めてPS VRに触れさせてもらった。
今回体験することができた試作ゲームは──私が勝手に分類すると──アクション、シューティング、映像の3種類だった。
結論から言うと、PS VRは確実に新しいゲーム体験だと言える。ただし、今後の普及を考えるといくつか言いたいこともあり、順を追って述べていきたいと思う。
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この連載について
ゲーム業界では、2016年は「VR元年」と呼ばれている。ソニーと、昨年3月にフェイスブックが買収したオキュラスVRがともに、VRヘッドマウントディスプレイの製品版を発売すると発表したからだ。VRのインパクトはきっとゲームにとどまらない。果たして「VRをシェア」する時代は来るのか。世界の動きを追った。
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