【パリ同時多発テロ】オランド大統領が会見「ISの犯行」 死者は127人以上(UPDATE)
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注目のコメント
今回の事件で、ひとつの記事を少しづつ更新していくタイプの記事の有用性を痛感しました。
これまでそういった対応の記事はアップルの新製品発表など一部でしか見たことがありませんでしたが、こうして刻一刻と新しい情報がでて来る状況に対応するには、タイムラインのようにだんだん情報が更新され、必要に応じて訂正されるスタイルの記事が一番有益に思えます。
オンラインデジタルである強みを活かしたニュース形式ですね。なぜEUの中で突出してパリでテロが多いのだろうか。イスラム系の住人のコミュニティの歴史が長く、本国からの過激なメッセージに共感する人物が多いのか。背景も含めて理解したい。
外務省時代に国際テロリズム分析を専門の一つとしていました。
今回テロは、過去のテロと比べてかなり組織化、計画されている印象。2005年のロンドン地下鉄キングスクロス駅での同時多発テロも、かなり計画されたものだと明らかになっているが、今回の事件はそれ以上。
01年の9.11事件以降、欧州で発生した主要テロ事件は、大きな未遂も入れると、マドリード列車爆破(04年)、ロンドン地下鉄テロ(05年)、英国航空機爆破未遂事件(06年)、ドイツ列車爆破未遂事件(06年)、ドイツでのテログループ摘発事件(07年)。フランスは2年間ぐらいでシャルリー・エブド事件などが発生して多い印象。
また、「イスラム過激派」について。結果的にだれの犯行は別としても、現時点では、断定する材料が無い。特に初期情報は様々な情報が乱れ飛ぶ。テロはあらゆるインテリジェンス情報のなかでも、テロの初期情報の入り乱れ方は特にすごい。
動機は何であれテロは忌むべきものですが、その原因を予断をもって語れば、憎しみの連鎖を産むだけです。
Pray for Paris