プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
調べていく中で、あらためてアマゾンの巨大さを感じました。
アマゾンが所有する「1-Click」の特許は実は、アップルもアップルストアで特許料を払って使用しているほどで、モバイル時代にはかなり強力な武器になりそうです。アマゾンは競合と戦って破壊してきたという側面ももちろんあるが、社会的なインパクトのNo1、No2は、
①長い期間儲からない状態でも、ユーザー拡大さえすれば、収益化するのは後でもいいんだという投資回収スキームを社会に根付かせたこと。
②自分の社内システムをそのまま外販サービス(AWSなど)に組み替えることでビジネス化してしまうアプローチ。
メディア、社会インフラビジネスも一定のユーザーを得ないと閾値を超えない。だから、ある意味、フリーミアムモデルを取らざるを得ない。しかし、この投資回収に対する価値観は、2015年今でも日本企業の経営では判断できない。頭では分かっているけど、判断できない。そして、VCもこのモデルに大きく投資する先は少ない。Amazonの凄さは課金ポイントの多様化。Btob,Btoc,広告にITにECに電子書籍。異なる財布から課金ポイントを作るのはどれだけ難しいか。
Googleでさえあれだけいろんなサービスを持ちながら課金ポイントは広告のアドワーズ一本足。Facebookも一本足、Appleもハードウェア販売とミュージックの課金と二本あるが財布は同じ人だ。
Amazonの怖さはそこにある。
この記事の著者 / 編集者
この連載について
- 431Picks