【朝倉祐介】『社長失格』『追われ者』──失敗本から組織運営を学ぶ

2015/10/24
2人目に登場するのは、前ミクシィ社長の朝倉祐介氏。経営者として大いに学びを得た、ビジネス書、歴史書、そして馬の調教書について語ってもらった。

気になる言葉は、ググるよりアマゾンで検索

どうしても頭の中で音に出しながら読んでしまうため、本を読むのは決して早くありません。流さずにきちんと読めるのは週に1、2冊程度。読める数に限りがあるから、本当はもっと慎重に選ぶべきなのですが、とにかく本は大量に買います。気になるキーワードがあったら、グーグルで検索するよりも先に、アマゾンで検索して本を探すくらいです。
昔から「本は値段を見ないで買う」と決めているので、部屋の中は「積ん読」本の山です。本以外のものを買うときは値段をかなり気にしますが、本は高くてもせいぜい数千円。アマゾンのマーケットプレイスなら10円くらいから古本を売っていますから、気になった本は全部ポチって、それがストレス発散にもなっています。
以前、リアルの本ばかり買っていたときは、部屋中本だらけになって物理的に大変なことになりました。そこで、話題のミリオンセラー『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)を買って「よし、片付けるぞ」と意気込んだものの、結局それも「積ん読」の1冊に仲間入りしただけ、という笑えない話もあります。